移動費を格安に抑える

温泉の定義と泉質

移動費を格安に抑える 温泉には四つの定義があります。
一つは泉温です。
泉温は湧出口での温泉水の温度の事を言います。
温度によって冷鉱泉、微温泉、温泉、高温泉の四つに分類されます。
二つ目はその温泉に含まれる成分、溶解成分です。
鉱泉の中でも、治療などに効果の高い成分が含まれているものは療養泉と定義され、特定された八つの物質について規定しています。
三つ目は、地中から継続的に取りだされる水量を示した湧水量です。
最後は浸透圧です。
浸透圧に関して、低張性、等張性、高張性の三種類に分類される事もあります。
次に温泉の種類、温泉に含まれている成分、効果について簡単に説明したいと思います。
これを理解していると旅行で温泉を調べる際よい参考になるでしょう。
まずは単純温泉です。
単純温泉は、鉱物分、ガス分の含有量が少ない温泉の事を言います。
含有成分量が少ないため、刺激が少なく肌に優しい泉質です。
大体が無色透明で無味無臭です。
神経痛や筋肉痛、うちみ、冷え性、疲労回復など、効果は多岐にわたります。
含有成分量が少ないために、質の低い温泉だと思われがちですが、成分の含有量だけを評価したものであり、実際に含まれる成分の種類まで規定したものではないので単純に比較、分析する事は困難です。
単純温泉と対の存在となるのが塩類泉です。
塩類泉は温泉水1kgのうち含有成分が1g以上ある温泉の事を言います。
成分によって細かく種類が分けられており、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉などがあります。
他に、特殊成分を一定の値以上含んだ特殊な温泉もあります。
細かく挙げていくと含鉄泉、含アルミニウム泉、含銅・鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉などがあります。
また、温泉法で定められた定義に当てはまっていても上記の種類の分類に当てはまらない泉質の温泉もいつくかあります。